科学未来館に行くのは「サウンドバム プロジェクト展」に行った2002年10月以来なのでほんとうに久しぶり。
ONJOの演奏を聴きに行くのも久しぶり。前回聴きに行ったのは、2005年6月28日、江東区の森下文化センターでのライブだから2年半前。そういえばこのとき、浜田真理子さんがうしろのほうの席で「大友さ〜ん!」としきりに声を上げていたのをちょっとした違和感とともになんだかよく覚えている…。
地下展コンサートは、2セット構成。ファーストセットは、『地下展』の会場内で、パフォーマンスやサウンドインスタレーションなどを楽しめる。演奏者たちは、展示会場のあちこちに潜んでいたり、音を出す道具を持って展示を見ている来場者たちのあいだを歩きまわったりしながら即興演奏(たぶん)をやっていた。セカンドセットは、会場外のホールにしつらえられたステージでコンサート形式の演奏を聴くというもの。
そのセカンドセットだけれども、演奏者が客席の前方を囲んで半円の弧を描くようにほぼ横一列に並ぶという不思議な隊形でした。大友さんが終盤、その隊形のせいで演奏中のコミュニケーションがなかなか取りにくいということをおっしゃっていて、そういうことかと納得しました。何を納得したかというと、今日の音楽はちょっと緊張感に欠けるなあ、なんでだろうと思っていたから。個々の演奏者が緊張感に欠けるという意味ではありません。そうではなくて、音楽を高めるのに必要で前提にもなる基本的なコミュニケーション環境が良くないせいで、合奏するなかで生まれ高まるはずの緊張感のようなものがいつまでもなかなか伸張していかない、そんなような印象を受けていたからです。でも、狙ってわざとそういう隊形にしたのだとか。演奏者を密集させず距離のある配置したり、モニターを使わないなどして、演奏者同士お互いの音をあまりよく聞こえない環境にしたらどうなるだろうかという試みをすることが最近はあるようで、今日もそういうことだったみたい。でも、個人的には、森下のときみたいにごちゃっと密集してやったほうが好きかな。ごちゃごちゃっと。
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